そこにいるはずのなのに

ふれあえない

空を切る手

彼女はアメ細工のように

美しく透き通る


何かを話しかけてくるが聞こえない

僕もこの言葉を伝えようとするのだけども

分からないと言うような

困った顔をする


困り果てて頭を抱え込んだ僕に

彼女はそっと微笑みかける


そして彼女の体はふわっと熱を帯び

今、僕の手が彼女の手をとる